日立ソリューションズは、顧客管理から契約、課金・請求、決済までを一元支援するサブスクリプションビジネスプラットフォーム「BSSsymphony」に、契約者向けウェブポータルをより短期間で安全に構築できるポータル基盤オプションを追加した。

　今回のオプションでは、グローバルで実績を持つ米Acquia（アクイア） が提供するクラウド型のコンテンツ管理システムを基盤に構築し、申し込み用と契約者用のウェブページのテンプレートを日立ソリューションズが開発して提供することで、構築期間を短縮する。

　既存のBSSsymphonyで管理される契約情報・課金・請求情報とも連携し、運用・管理業務の効率化に加え、顧客満足度や継続利用率の向上を目指す。

　日立ソリューションズの担当者は「サービスの提供に当たり試行錯誤を重ねてきた。契約者が操作するポータル画面をより迅速かつ柔軟にカスタマイズできるようにした」と語る。今後も、機能拡充や操作性などを改善していくという。