2025.12.12 NTTドコモとFC大阪、こども食堂利用児童をJ3観戦招待 東大阪で地域貢献イベント プロの現場体験で夢育む
選手のウォームアップを見学する参加者=大阪府東大阪市の東大阪市花園ラグビー場
NTTドコモとFC大阪は、大阪府東大阪市の東大阪市花園ラグビー場で開催されたJ3リーグの高知ユナイテッドSC戦に、こども食堂を利用する子どもたちとその保護者を招待した。小学生から高校生までの親子17人が参加し、グラウンド上で選手のウオームアップを見学した後、試合観戦を楽しんだ。
NTTドコモとJリーグは2017年にトップパートナー契約を締結。25年4月からはこの協業をさらに発展させ「チームになろう。」を協業ビジョンとしたプロジェクトを発足している。プロジェクトの一環として、社会貢献活動として子どもの夢を応援する「夢授業」の実施などサステナビリティー活動を推進しているFC大阪と、子どもの夢を支援するNTTドコモが連携。今回の地域貢献活動を実施することとなった。
子どもたちにプロスポーツの現場体験機会を提供することで、地域社会への貢献と子どもたちの健やかな成長支援につなげるのが狙い。両者が東大阪フードバンク推進連絡会を通じ、招待が実現した。
会場となった花園ラグビー場では、子どもたちと保護者が、普段は見ることができない試合前のウオーミングアップをピッチサイドで見学。間近で見た選手の練習風景に、子どもたちは「選手の動きが速かった。また、来てみたいと思った」と満足した様子だった。
試合が始まるとサポーターがフラッグを振って応援する雰囲気を感じつつ、大きな声で応援しながら観戦を楽しんだ。FC大阪の近藤祐輔社長は「プロの選手と触れ合う機会はあるようで少ないのが現状。プロが使うピッチに入れる貴重な体験となったと思う。プロチームが東大阪にあるからできること。普段はできない体験を楽しんでほしい」と語った。
スタジアムの外ではNTTドコモブースも設置。dポイントカードの券面を「FC大阪仕様」に変更できるキャンペーンなどもアピールした。









