2026.01.01 【家電総合特集】変わる国内家電 海外メーカーの攻勢、小売りのSPA拡大 「2027年問題」への備えも

IoT家電を生かしてQoL向上につなげる提案も重要になる

 人口減少局面にある日本の家電市場は、毎年7兆円程度の規模で推移している。コロナ禍といった特殊要因による規模の上下はあるものの、2026年も7兆円前後になることが予想される。物価高で製品単価が上がる傾向にあるとともに、「使う」「使わない」にかかわらず、ネットワークにつながる家電のIoT化が一般化してきた。他機器との連携を含めてQoL(生活の質)向上を実現する機能として生かしたいところだ。蛍光灯の製造・輸出入が禁止される27年末、ルームエアコンの省エ...  (つづく)