2026.02.23 【複合機ソリューション特集】コニカミノルタジャパン 中堅・中小のDX伴走を強化
電帳法対応スキャンとMDRでIT運用支援
コニカミノルタジャパンは、複合機を業務効率化のためのインプットデバイスと位置付け、電子帳簿保存法(電帳法)に対応したスキャンソリューションやセキュリティーソリューションを強化している。
栗山秀樹執行役員ワークスタイルデザイン事業部長は「中堅中小企業ではIT人材を確保することが難しく、情報システム担当者が1人だったり、情シス部門自体が存在しなかったりするケースも多い。伴走型サービスで中堅中小企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援していく」と強調する。
昨年11月にリリースした「bizhubスキャン保存名人」は、ファイル名の揺らぎを防ぎ、電帳法上のスキャナー要件を満たしたスキャンを行うアプリケーションとなっている。「複合機を業務フローのインプットデバイスと位置付け、ITサービスと深く連携したサービスとして提供している」(栗山執行役員)。
同サービスは、同社のサービスマンや営業、社内スタッフから集まった150件以上のアイデアの中から、実用性や導入のしやすさから選定、開発されたもので、現場のニーズが反映されている。
セキュリティーソリューションでは、Sophos(ソフォス)と協働で、サイバー攻撃対策の新サービス「IT-
Guardians MDRサービス」の提供を始めた。IT-Guardians(ガーディアンズ)は、企業のITサービスを総合的に支援するサービスとして、ネッワークへの侵入対策の「UTM(統合脅威管理)サービス」やセキュリティーポリシー監査の「IT資産管理サービス」、ウイルス防御の「アンチウイルスサービス」などを組み合わせ、専門人材が不足している中小企業のIT運用を後押ししている。
ランサムウエア(身代金要求型ウイルス)などサイバー攻撃はより巧妙化し、防御だけでなく、迅速に検知し対応することが求められている。新サービスは、サーバーやパソコンにアプリを入れることで攻撃を常に監視でき、安心して高度なセキュリティー運用を実現できる。栗山執行役員は「セキュリティーの検知から対応まで、ソフォスの専門チームによる継続的な監視と迅速な対応により、専門のIT人材不足をカバーできる」と話す。
セキュリティー対策では、IT-
Guardiansのラインアップとして提供してきたUTMサービスで、村田機械製のUTMをメニューに加えた。一連のセキュリティー強化策により、2026年度から大企業だけでなく中小企業に対しても求められる新しい仕組み(経済産業省のセキュリティ対策評価制度)にも対応していくという。
AI(人工知能)分野では、データ分析やAIの基盤を持つパートナー企業と連携データ利活用のソリューションを強化。強みとする介護業界向けには、バックオフィス業務改善などのサービスを強化する。
「顧客に寄り添う伴走サービスを引き続き強化し、メニュー化していく」と力を込める栗山執行役員。これらソリューションを実現していく複合機として、環境性能や業務効率化を実現するA3カラー・モノクロ複合機「bizhub 1iシリーズ」をラインアップした。










