2026.02.25 富士フイルムBI、クラウドサービス「FUJIFILM IWpro」にAIチャット機能

 富士フイルムビジネスイノベーション(富士フイルムBI)は、クラウドサービス「FUJIFILM IWpro(フジフイルム アイダブリュ プロ)」に、企業内に蓄積された文書情報の探索と活用を支援するAI(人工知能)チャット機能を3月2日から提供開始する。

 FUJIFILM IWproは、文書の取り込みからデータ抽出、編集、出力までの一連の業務を支援するクラウドサービス。クラウド上のワークスペースで、業務やプロジェクトに応じて必要な文書や情報を集約し、関係者内で共有や編集をすることで協働を実現する。

 今回提供するAIチャット機能は、ワークスペース上に作成・蓄積された文書をAIが横断的に検索し、要点をまとめた回答とその根拠となる文書の該当箇所へのリンクを提示する機能。チャットに質問を投稿するだけで、複数の文書の内容をまとめて確認できるため、情報探索の時間と手間を削減し、組織内に蓄積された情報やノウハウの活用を促進する。

 企業内に蓄積された文書やナレッジを利活用する仕組みとして、RAG(検索拡張生成)が注目されている。同機能でもこのRAG技術を採用しており、AIがワークスペース内の文書を根拠に回答を生成することで、生成AI特有のハルシネーション(誤情報生成)のリスクを抑制する。これにより、正確性が求められる業務においても安心して利用でき、企業内に蓄積されたノウハウに基づく信頼性の高い意思決定を支援する。

 同社は、企業内で蓄積される情報の利活用を促進し、業務プロセスのデジタル化を支援するため、FUJIFILM IWproのAI機能を強化してきた。これまでに、データの分類や突合、予測に利用するAIモデルを作成できる「FUJIFILM IWpro Intelligent Assistantオプション」や、生成AIを活用したOCR(光学式文字認識)技術により帳票に記載された情報や手書き文字をデータ抽出する「FUJIFILM IWpro Intelligent Data Captureオプション」を提供している。