2026.02.24 NECネクサソリューションズ、組立製造業向け新生産管理「EXPLANNER/Jx」発売 変化対応力を強化

 NECネクサソリューションズは24日、従来製品の機能を統合・強化した組立製造業向け生産管理システム「EXPLANNER/Jx」を販売開始した。データドリブン経営を支える「変化に強い」基幹システムとして、中堅・中小製造業のモノづくり変革を支援する。出荷は7月の予定。

 中堅・中小製造業を取り巻く環境は、業界再編やM&A(企業の合併・買収)による事業拡大、材料価格の高騰、労働人口減少への対応、地政学リスクを踏まえたサプライチェーン再構築など、経営課題が複雑化している。同社はこうした変化に対応する基盤として同製品を投入した。

 EXPLANNER/Jxは、販売管理・生産管理・原価管理をフルサポートするマルチサイト対応の基幹システム。各機能を個別導入できるほか、複数会社や工場を単一システムで管理可能とした。多様な倉庫設定により、直送や他工場経由、倉庫経由など柔軟な物流パターンに対応し、国内外に拠点を持つ製造業のグローバル展開を支援する。

 生産面では、受注設計生産(MTO)、受注組立生産(BTO)、見込み生産(MTS)など複数の生産形態に対応。異なる生産方式の製品を一元管理できるほか、電機・機械や自動車部品などの業種固有機能も備え、“業種オールイン対応”を掲げる。新事業拡大や生産改革の推進に寄与する。

 導入面では、Tobe導入モデルやFit to Standard(標準機能に合わせた設計・運用)モデルなど四つの導入モデルと、標準業務モデル「BST(Business Solution Template)」を用意。50年以上にわたり蓄積してきた製造業支援の知見を集約し、顧客課題の解決と標準導入を後押しする。

 開発基盤としては、次世代開発フレームワーク「Jx-Studio」を提供。顧客のプラットフォーム変化を吸収しながら既存のシステム資産を継承でき、内製化を支援する。技術革新や事業環境の変化にも柔軟に対応可能な基盤を実現する。

 さらに、システム連携サービス「EXPLANNER/LINK」など多様な連携手段によりデータ統合を強化。製造現場から経営層まで必要な情報をタイムリーに可視化し、迅速な経営判断と業務改善を支援する。