2026.02.27 ピュア・ストレージ、社名をEverpureに変更 1touch買収でデータ管理基盤を強化

 ストレージやデータ管理を手掛けるピュア・ストレージは、社名を「Everpure」に変更すると発表した。3月5日付でニューヨーク証券取引所で「Everpure」として株式取引を開始する予定。

 併せて、データ・インテリジェンスとオーケストレーション分野の企業1touchの買収に関する正式契約を締結したことも明らかにした。1touchの統合により、データ管理のイノベーションを一段と推進し、データのセキュリティー、アクセシビリティー、インテリジェンス、パフォーマンスの向上を図る。

 今回の社名変更について、チャールズ・ジャンカルロCEOは「Everpureという社名には、データの持つ力を最大限に解き放てるよう顧客を支援してきた当社のアイデンティティーが込められている。エンタープライズ・データ・クラウド(EDC)アーキテクチャの力やEvergreenの柔軟性を反映し、市場での差別化要因をより強固にする」とコメント。さらに「組織にとって最も貴重な資産であるデータの管理強化に加え、その理解・強化・コンテキスト化を通じて実用的なインテリジェンスを創出する支援で、1touchとともに新たな一歩を踏み出す」としている。

 この動きに対し、NTTドコモの引馬章裕執行役員ネットワーク本部長は「エンタープライズ・データ・クラウドのビジョンを歓迎する。データ移行を伴わない運用、ダウンタイム最小化、消費電力削減に加え、分散データを単一プラットフォームで管理・運用することで、データ保全と省力化の両立が期待できる」と述べ、EDCによる実現に期待感を示した。

 また、富士通の古賀一司執行役員専務は「富士通はソブリンかつミッションクリティカルなシステムを支えるプラットフォーム提供を進めており、顧客データの最適化支援は最優先事項である。EverpureのEDCアプローチは当社のビジョンと合致しており、ストレージ管理の段階から脱却し、ビジネス価値創出への進化を目指す顧客に即時のメリットをもたらす」と期待を寄せた。