2026.03.03 セイコーエプソン、インクジェットプリントヘッドの新商品 UVインクの粘度域を拡大

新製品「T3200-U3-2」

 セイコーエプソンは、商業・産業領域向けデジタル印刷市場の拡大に対応するため、「PrecisionCoreプリントヘッド」シリーズの新ラインアップ「T3200-U3-2」を4月上旬に発売すると発表した。

 新たに投入する今回のインクジェットプリントヘッドは、従来モデル「T3200-U3」からインクの加熱温度を最高50℃まで引き上げたことが特徴。これにより、紫外線で硬化するタイプの「UVインク」の対応粘度域が広がった。構造を変更したことで、より多様なUVインクでも安定した吐出と高い信頼性・耐久性を実現できる。

 商業・産業印刷市場では、デジタル印刷の需要が増加しており、用途の広がりとともに顧客ニーズも多様化している。

 こうした状況を踏まえて新製品では、従来品の特長を受け継ぎながら加温機能を強化することにした。外形寸法や電子回路のインターフェース、吐出性能が従来品と同等なため、機器の置き換えも容易に行える。