2026.03.03 FUJI、在宅介護向け移乗支援ロボットの機能強化 立ち上がり速度向上
在宅向け最新モデル「Hug L1-02」は従来モデルを踏襲しながら、操作性を高めた
FUJIは、在宅介護が必要な人の移乗を支援するロボットの新モデル「Hug(ハグ) L1-02」を発表した。立ち上がり速度を高めるなど従来モデルの機能を強化し、移乗のしやすさを向上させたことが特徴だ。3月末から受注を開始する。
Hugは利用者が寄りかかった姿勢で乗り移動できるロボット。脚力が弱まった人や自力で立ち上がることが難しい人の動作をサポートする。
今回の新モデルは、2018年に発売した在宅向けモデル「Hug L1-01」の後継機。定価は103万円(非課税)。寸法は全長880㎜、全幅550㎜、全高850~1200㎜で、重量が30㎏。介護保険のレンタル対象にもなっている。2026年度は400台、27年度で600台の出荷を目指す。
機能面では、立ち上がり速度を高めたことで、移乗にかかる時間を短縮。さらに脱着式のバッテリーを採用し、従来比で約2倍のバッテリー寿命を実現した。安定した立位姿勢を保持できる点も特徴で、排泄介助や更衣介助といった場面で役立つ。
介護現場での負担軽減が求められる中で同社は、移乗を支援するHugシリーズの初代モデルを16年に投入。累計で約5500台を販売した。前方支援型を採用し、固定具を必要としない構造が売りだ。利用者の残存機能を生かしながら、移乗を支援する仕組みで評価を得ている。








