2026.03.11 50Gbps高速通信、ケーブルテレビ2社に3月から提供開始 シンクレイヤ

 シンクレイヤは10日、ケーブルテレビ事業者のケーブルネット鈴鹿(三重県鈴鹿市)とエヌ・シィ・ティ(新潟県長岡市)に、PON技術の世界最速規格「50G-PON」による50Gbps超高速光インターネットシステムの商用サービスを3月に提供開始したと発表した。2月時点で、商用サービスとしては日本初という。

 ケーブルネット鈴鹿は、世界最高峰のモーターレースが開催される国際レーシング場での大規模イベントに活用し、アトラクション情報やデジタルサービスを遅延なく来場者が楽しめる環境の実現を目指す。一方、エヌ・シィ・ティは、長岡市内の学生寮に導入し、生成AI(人工知能)やオンライン授業、eスポーツなどを学生が同時に利用しても速度低下や遅延が発生しない通信環境の整備に活用する。

 シンクレイヤは「50G-PON採用により、従来の通信規格をはるかにしのぐ高速化・低遅延化が可能となった」としている。昨年から実施してきた実証実験を経て50Gbps対応機器が商用サービスに採用されており、開発拠点「SYNC Labo」を活用した事前動作確認などで現地作業時間の短縮などにもつなげた。