2026.03.11 住友電工、家庭用蓄電システムを開発 従来品の半分に省スペース化

住友電工が開発した家庭用蓄電システム「POWER DEPO Rm」(左)と「POWER DEPO Rx」

 住友電気工業は、同社の従来品より省スペース化を図り、狭小敷地にも設置可能な家庭用蓄電システムを開発した。17日から3日間、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「Smart Energy Week」で製本見本を展示する。

 同社は、太陽光発電パワーコンディショナ―(PCS、パワコン)を内蔵したハイブリッド型蓄電システム「POWER DEPO H」の後継品として「POWER DEPO Rシリーズ」2機種を開発した。

 蓄電容量は、「Rx」が13.0kWh、「Rm」が7.7kWh。Rシリーズの設置スペースは、従来品のほぼ半分に縮小した。このため、これまで設置が困難だった狭い敷地にも設置可能な設計となっている。また、従来品と同様、壁への固定は不要で、家屋などの外装や断熱構造への影響はないという。

 パワコンと電池の各ユニットを積み重ねて設置する新しい方法を採用したため、ユニットごとに分割して梱包や搬送を行える。電池の梱包は横倒しできる上、軽トラックやバンで輸送できるため、設置業者にとっては好都合だ。

 最大動作電流は、従来品の14.0Aから15.5Aに向上。短絡電流の上限値も拡張し、15.0Aから19.0Aに高めた。これにより、今後普及が見込まれる大容量太陽光発電モジュールとも接続が可能となる。