2026.04.01 京セラ、女子向けオフィスツアー開催 野洲開発センターで理系の魅力発信

参加者全員で記念撮影

中学生、高校生の26人がオフィスツアーを楽しんだ中学生、高校生の26人がオフィスツアーを楽しんだ

 京セラは、滋賀野洲工場内にある野洲開発センター(滋賀県野洲市)などで、新中学1年生から高校3年生までの女子を対象とした「京セラオフィスツアー」を開催した。参加したのは中学生、高校生の26人。生産技術現場の施設見学のほか、女性社員とのパネルディスカッションを実施し、質疑応答では熱心に質問する生徒の姿が見られた。

 同社はダイバーシティ推進の一環として、山田進太郎D&I財団が展開する、日本のSTEM(科学・技術・工学・数学)分野における女性の大学進学率向上を目指した体験プログラム「Girls Meet STEM」に参画している。ツアーは2024年の開催以来、今回で4回目。野洲開発センターは、各事業部門の連携強化によるものづくり力の向上と、次世代を担う技術者の育成を目的に、野洲工場の敷地内に2025年に開所した施設。

 ツアーでは、滋賀野洲工場の生産技術現場で自動搬送ロボットが走行する様子や検査工程などを見学した。また、野洲開発センターでは女性技術者4人が登壇し、進学や就職に向けたアドバイスや、理系に進むきっかけとなった経験、仕事への向き合い方などを紹介。仕事と生活の両立についても語った。

 同社ダイバーシティ推進室の森麻里子DEI推進課責任者は「開発現場を肌で感じてもらえたと思う。現場で活躍する先輩の姿や、仕事への思いも伝わったのではないか。理系分野への関心をさらに深めてほしい」と話した。

 大津市から参加した生徒は「話を聞いて、自分にも関心のある分野が多いと感じた。理系に進むと選択肢が狭くなると思っていたが、さまざまな分野があり、将来の可能性が広がると感じた」と語った。

 京セラオフィスツアーは、これまで京都本社や横浜などでも開催しており、来年度も継続して実施する方針。