2026.04.10 安川電機の26年2月期、ロボット受注など堅調で増収 利益は減少

 安川電機が10日発表した2026年2月期の連結決算は、ロボットの大口案件などを順調に獲得し、売上高に相当する売上収益が前期比0.8%増の5421億円となった。一方、為替の影響や間接費の増加といった減益要因を増収で補い切れず、営業利益は前期を下回った。

 利益面は、営業利益が同5.7%減の473億円。純利益は、前期に計上した持分法適用会社の株式譲渡益の反動により、同38.2%減の352億円となった。

 セグメント別では、モーションコントロールの売上収益が同1.1%減の2361億円となったが、営業利益が同6%増の244億円と増益を確保した。電子部品市場や工作機械市場、空調用途向けの販売が堅調だったほか、半導体市場向けもAI(人工知能)関連投資を追い風に好調に推移した。

 ロボットは売上収益が同4%増の2470億円と増収だったものの、営業利益が同14%減の204億円だった。自動車市場向けは日本や米欧で販売が減少したが、中国やアジアで獲得した大口案件などが寄与し、セグメント全体では増収を確保した。

 27年2月期の業績予想は、売上収益が前期比7%増の5800億円、営業利益が同26.8%増の600億円、純利益が同33.4%増の470億円を見込む。旺盛なAIや半導体関連需要を背景に足元の受注が順調に推移していることなどを織り込んだ。