2026.05.01 熱中症リスクを「見える化」 小型熱中症計、5月中旬発売 マスプロ電工

黒球付小型熱中症計「MNE2」

 マスプロ電工は、暑さ指数(WBGT)を表示し、熱中症リスクを見える化する黒球付小型熱中症計「MNE2」を5月中旬に発売する。市場想定価格は税別5500円で、2000台の販売を目指す。

 発売する熱中症計は、気温、湿度、日射や輻射熱を同時に測定し、暑さ指数を算出。熱中症の危険度を可視化することが可能だ。設定した暑さ指数の基準値に達するとブザー音やLEDで警告する機能も備える。

 表示部には、WBGT値や温度、湿度に加え、同時に表示することはできないものの、身体作業強度バー、運動指針バー、予防指針バーも表示できる。熱中症リスクの確認がしやすい仕様にしている。身体作業強度などに応じたWBGT基準値(厚生労働省)、日常生活における熱中症予防指針(日本生気象学会)、熱中症予防のための運動指針(日本スポーツ協会)――の三つの予防指針に対応する設計だ。

 アームバンドやカラビナ、ネックストラップ、三脚設置などさまざまな取り付け方法で使える。

 厚労省によると、職場での熱中症死傷者数は2025年で1681人に上り、統計を取り始めた05年以降で最多という。昨年6月1日には熱中症対策を罰則付きで事業者に義務付けるなど、企業での取り組みが急務となっている。マスプロは、事務所や建設業などB2B(企業向け)として販売していく。