2026.05.15 メイコーの26年3月期、大幅増収増益で売上高・営業利益ともに過去最高更新 27年3月期も高い成長見込む

 メイコーの2026年3月期連結決算は、大幅な増収増益となり、売上高、営業利益ともに過去最高を更新した。車載やスマートフォン・タブレット、衛星通信、AI(人工知能)サーバーなどの用途で電子回路基板の販売が大きく増加した。27年3月期も大幅増収増益を計画する。

 26年3月期連結業績は、売上高が前期比16.3%増の2405億7400万円、営業利益が同28.8%増の245億7200万円、経常利益が同41.2%増の264億8800万円、当期純利益が同32.5%増の197億8200万円。

 車載向け基板は新規顧客への販売が増加し、スマホ・タブレット向け基板はハイエンドモデル向け基板が増加し堅調だった。情報通信向け基板は衛星通信向けが大きく伸長した。モジュール基板もSSD、通信モジュールが好調だった。電子機器事業も受託開発案件中心に堅調に推移した。利益面では、資源価格高騰の影響を受けたが、付加価値の高いビルドアップ基板の大幅増や工場稼働率向上などにより大幅増益を達成した。

 26年3月期の事業別売上高は、電子回路基板事業が前期比約16%増の1980億円となり、内訳は主力の車載が同約8%増の975億円、スマホ・タブレットが同約31%増の294億円、衛星通信が同約71%増の282億円、AIサーバーが同約74%増の73億円、半導体パッケージ基板が同約2倍の20億円、モジュール基板は横ばいの92億円、アミューズメント・スマート家電・産業機器・その他は同約9%減の244億円。電子機器事業は同約18%増の426億円で、EMS、ODMともに伸長した。

 27年3月期連結業績予想は、売上高が前期比33.0%増の3200億円、営業利益が同54.6%増の380億円、経常利益が同32.1%増の350億円、当期純利益が同36.5%増の270億円と、売上高・利益ともに過去最高を計画する。