2026.05.21 アンリツ、高周波無線通信機器メーカーの試験体制構築と量産化を支援
アンリツは21日、ベトナムを拠点とする高周波無線通信機器メーカーのTAMAGAWA ELECTRONICS VIETNAM(多摩川電子ベトナム社)が進める無線通信インフラ機器の生産拡大に向け、同社のスペクトラムアナライザー・シグナルアナライザー「MS2850A」が採用されたと発表した。さらに、同社での試験体制の構築と量産の安定化を支援した。
近年、無線通信インフラ市場の拡大を背景に、多摩川電子ベトナム社では生産規模の拡大とともに、より厳格な通信品質要求への対応が求められていた。今回の生産拡大は、同社にとって最大の規模となる。従来の試験・検証手法では、安定した量産体制の維持が課題となる可能性があった。
こうした課題を踏まえて同社は、生産向け試験の再現性を高め、品質を安定的に保証できる自動試験体制の構築に着手した。アンリツは、この取り組みを支援しようと測定器を提供。加えて、試験システムの構築支援や運用定着に向けた技術面のサポートを通じて、自動試験体制の早期確立を後押しした。
その結果、多摩川電子ベトナム社は短期間で自動試験システムを構築し、製品ごとのばらつきを抑え、安定した試験環境を実現した。これにより、無線通信インフラ向け製品に求められる厳格な品質要求への対応と生産効率の向上を両立し、量産立ち上げ後も生産ラインは安定して稼働しているという。







