2026.03.04 アンリツの無線通信試験装置、米大手が採用 5Gミリ波評価で活用

 アンリツは、米無線通信試験装置大手のETS-Lindgrenが構築する試験システムに、試験装置の「MT8000A」と「MT8821C」が採用されたと発表した。

 このシステムは、米国の通信業界団体CTIAが定める「FR2(5Gミリ波帯)」向けOTA試験規格の認証を取得しており、5Gミリ波帯の無線性能を空間的に評価できる。

 具体的には、ETS-Lindgren製の試験チャンバー「AMS-5703」にアンリツの2機種を組み合わせた。AMS-5703は、外部の電波を遮断し、装置のアンテナ性能や無線性能を測るための専用空間だ。電波を特定方向に集中させる「ビームフォーミング」や、通信が正しく行われるかを確認する「シグナリング試験」を高精度で行える。

 高速通信規格「5G」と従来通信規格「LTE」を併用する「NSAモード」の試験や、複数の周波数帯を同時利用する「キャリアアグリゲーション」の検証を高精度で行える。