2026.04.27 アンリツ、クラウドや仮想環境向けネットワーク測定ソリューションの新モデル投入

 アンリツは、クラウドや仮想環境向けのネットワーク測定ソリューション「Virtual Network Master」のラインアップを拡充し、新モデルの販売を始めると発表した。企業や組織内で構築されるプライベートクラウド環境で、通信品質を正確に評価できるようにする。

 今回発売する新モデルは「Virtual Network Master for KVM MX109031PC」。オープンソースの基本ソフト(OS)「Linux」ベースで広く利用されている仮想化技術「KVM」を基盤とした仮想サーバー環境に対応した。企業や組織内で構築されるプライベートクラウド環境での利用が主な対象。測定器を設置できない仮想環境でも、ソフトでネットワークの通信品質を正確に測定できるという。

 既存モデルは、アマゾン・ウェブ・サービス上のクラウド環境に対応しているが、新モデルはKVM環境での利用が可能となった。両モデルを組み合わせることで、外部のクラウドと社内のクラウドが混在する環境でも、同じ手法で通信品質を確認できる。

 測定できる項目は、通信速度や遅延、ばらつき、データの欠損率など。ウェブブラウザーの画面や外部システムとの連携を通じて、遠隔操作や自動測定にも対応する。アンリツのネットワーク測定器と組み合わせた試験も可能で、クラウド環境から現場まで、ネットワーク品質を一貫して把握できる。