2026.02.04 アンリツ、Skylo認証を取得 NTNのグローバル展開を加速

 アンリツは、衛星通信を手がける米Skylo Technologies(カリフォルニア州)と協業し、同社の非地上系ネットワーク(NTN)仕様に対応したRF(無線周波数)とプロトコル試験用テストケースの認証を取得したと発表した。これにより、アンリツの試験プラットフォーム「ME7873NR」「ME7834NR」は、Skylo向けRF・プロトコル試験を包括的に実施できるようになる。

 近年、モバイル事業者や企業の間で、遠隔地や産業拠点、海上など、従来の地上通信網が届きにくい場所での通信ニーズが高まっている。こうした中、衛星と地上ネットワークを連携させた通信の重要性が増している。SkyloのNTNは、省電力・低コストで信頼性の高い「NB‑IoT」通信を提供し、農業や物流、海事、鉱業などの分野で、リモートセンシングや資産管理、安全確保といった用途に活用されている。

 今回認証を取得したアンリツの試験プラットフォームは、自動化された再現性の高い試験環境を実現。Skylo向けNB-IoT NTN対応のチップセットやモジュール、デバイスの検証に対応する。国際標準化団体3GPPが規定する地上の「4G/5Gプロトコル」に、NTN固有のパラメーターを組み合わせることで、実際のネットワークに近い環境を正確に再現し、試験時間の短縮やデバイスの早期市場投入に貢献していく。