2026.06.25 日本ケミコン、リード形アルミ電解コンデンサー「KXQシリーズ」の電圧・サイズ範囲を拡大

KXQシリーズKXQシリーズ

 日本ケミコンは、車載オンボードチャージャー(OBC)と、一般汎用電源向け用途として、リード形アルミ電解コンデンサー「KXQシリーズ」の電圧とサイズ範囲を拡大した。

 同社はこれまでKXQシリーズとして電圧範囲400Vから450V品かつサイズ範囲φ16×20Lからφ18×45Lmmを商品化してきた。車載OBCの高出力化に伴い、今回、400~450V品に50L品を追加、および新たに定格電圧500V品を開発、商品化した。これにより、車載電気回路の高出力化・小型化に貢献する。

 開発に当たっては、高容量箔の採用、および従来品と比べて熱安定性に優れる電解液を採用することで、従来シリーズ比(KXJ)で最大約50%の高容量化を実現した。生産は、ケミコン東日本 岩手工場(岩手県北上市)で行い、既に量産対応を開始している。

 主な製品仕様は、カテゴリー温度範囲は-40~+105°C。定格電圧範囲400~500V。静電容量範囲33~220μF。静電容量許容差±20%。製品サイズはφ16×20L~φ18×50Lmm。耐久性は105°C1万時間~1万2000時間保証(リプル重畳)。

 KXQシリーズは、EV(電気自動車)やPHV(プラグインハイブリッド車)などのキーコンポーネントのひとつであるOBCのPFC出力平滑用にフォーカスしたリード形アルミ電解コンデンサーとして、2021年6月から販売開始している。