2026.07.25 日本触媒、生分解性プラで2認証 「ルナーレSE-S-01」を開発 PLAに海洋生分解性を付与
日本触媒は、新たに開発した生分解性プラスチック「ルナーレSE-S-01」が、日本バイオプラスチック協会(JBPA)の識別表示制度で、生分解性プラと海洋生分解性プラの認証を取得したと発表した。同制度はポジティブリスト制を採用しており、同材料は生分解性合成高分子と海洋生分解性合成高分子の両区分でポジティブリストに登録された。
同材料は、2021~24年度に参画したNEDOの委託事業「海洋生分解性プラスチックの社会実装に向けた技術開発事業」を通じ、理化学研究所との共同研究で開発した。包装資材に広く使われる低密度ポリエチレンに匹敵する優れた柔軟性と靱性を持ち、土壌や海洋といった自然環境下で完全に生分解できる。万一、自然環境中に流出した場合も、マイクロプラスチックとして残留せずに分解される。
バイオマス由来の生分解性プラスチックとして広く利用されているポリ乳酸(PLA)は、工業用コンポスト環境では生分解する一方、海洋中では分解が進みにくいことが知られている。同材料をPLAとブレンドすることで、PLAに海洋生分解性を付与できる。これにより、既存のバイオプラスチックの適用領域拡大や、新たな用途への展開が期待される。







