2026.07.27 【家電流通総合特集】家電製品協会 住宅・リフォーム業界にZEHコーディネーター普及へ
西崎センター長
家電製品協会は、家電の安全性向上やリサイクル推進、消費者支援など家電製品に関する問題について、調査・研究や政策の立案、実施に取り組んでいる。2050年カーボンニュートラル実現に向け、エネルギー消費が実質ゼロになる「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」など省エネ住宅の普及を後押しするために、新たな資格制度「ZEHコーディネーター」を創設。1日から受験受け付けを開始した。「家電製品アドバイザー」と「スマートマスター」資格も21日から受け付けを開始。いずれの資格も8月10日が締め切りとなる。
同協会では、家電を選ぶ際に的確に助言する「家電製品アドバイザー」、3月試験のみ実施の家電関連のトラブルを解決に導く「家電製品エンジニア」、快適性を高めたスマートハウスづくりをサポートする「スマートマスター」の資格制度を運営している。ZEHコーディネーターは四つ目の制度となる。
ZEHコーディネーターの公式テキストや問題集は電子版のみ提供する。受験料にはダウンロードのテキストと、試験期間中まで視聴可能な2本のWEB動画教材も含まれているが、受験料支払い後でなければテキストなどを確認することができないため、他の資格に先行して受験受け付けを開始した。西崎義信センター長は「今回が初回のため、試験実施後の受験者アンケートにより改善点を見出し、次回以降に反映させていく」と話す。
同協会の資格試験は毎年9月と3月にパソコンを使って解答するCBT方式で行う。今回は9月1日から14日までの期間、全国300カ所以上の会場で実施され、資格の有効期限は交付日から5年間。西崎センター長は「ZEHコーディネーターはまだまだ認知度が低い。家電業界のみならず、住宅・リフォーム業界やエネルギー関係などを中心に広めていく。今回の試験で数百人単位の合格者が出てくると思うが、さらなる合格者を増やし、当協会のアドバイザー資格に次ぐ柱に育てていく」と力を込めた。
今回の試験からマイページや資格認定証などを一新。従来は顔写真付きのカード型で提供していた認定証を、全資格とも顔写真なしのデータ形式に変更した。認定証を失くしたり、顔写真付きで個人情報を気にしたりする受験者に配慮した。有料でのカード発行にも対応する。









