2026.10.19 【計測展NEXT 2026特集】チノー 熱処理を高度に支援 温度管理市場の開拓加速
最大500点の計測データを一括管理できる記録装置「パネルレコーダFP」
チノーは、計測・制御・監視分野で磨いた技術や知見を生かし、多様な産業で必要となる熱処理を支援している。計測展では、「温度をはかる」「データを見せる・つなぐ」「熱処理を支援する」をテーマに、高度化する熱処理ニーズに応える姿勢を、顧客が多い関西エリアを中心に幅広い市場に訴求する。
目玉の一つが、中小規模システム向けのデバイス「パネルレコーダFPシリーズ」。最大500点のデータを一括で管理できるレコーダーで、熱処理装置や医薬・食品工場などの遠隔モニタリングなどにも対応する。同社製データロガーと連携し、イーサネット経由でデータの読み書きやサーバーへの自動転送を行える。
具体的には、「アナログ入力」や「デジタル入力」「デジタル出力」「通信」「電源」の機能を持つモジュールで構成されたデータロガーFEシリーズと組み合わせ、最大500点のデータを集めて表示できる。記録したデータはネットワーク上のサーバーに自動転送し、記録データを共有し一元管理する。
高精度・高機能の赤外線放射温度計「IR-CZV」も見どころ。測定値の誤差を「±0.3%、±2℃以内」に抑えた製品。ガラス越しの測定に対応するほか、煙や窓汚れによる「視野欠け」や周囲温度の変化による指示値への影響を低減する。オプションのビデオスコープを利用すれば、測定箇所をモニター画像で確認できる。
2026年度内の発売を予定している「高速高機能熱画像計測装置CPA-H」も参考出展する。窓越しでの温度測定に対応するサーモグラフィーで、一般的な熱画像計測では難しい炎やアーク放電などの瞬間的な温度変化も捉えられる。こうした特徴をアピールし、用途開拓の促進につなげていく。
また、計測・制御と今と未来を楽しみながら学ぶ学生応援イベントの“ワクワク”ブースにも出展。「温度」をテーマに計測・制御の魅力を紹介する。












