2020.07.03 【ルームエアコン特集】富士通ゼネラル「nocria」SVシリーズ 湿気の不快感なくす、さらさら冷房搭載

「nocria」SVシリーズ

 富士通ゼネラルは、デザインと機能を兼ね備えた「nocria」SVシリーズを提案する。

 SVシリーズは、横幅698ミリメートル、高さ250ミリメートルの小型な本体で、布地表面の凹凸も表現したファブリック(布地)調の柄が印象的な見た目にもこだわった製品。国際的なデザイン賞の一つ、ドイツの「レッドドットデザイン賞」を受賞している。

 快適性にも優れており、新機能「さらさら冷房」では、室温が設定温度に到達する少し前から自動で再熱除湿運転に切り替え、設定温度を維持した状態で室内の空気を除湿し、さらさらで心地良い空気をつくり出す。

 これによって、室温は低いものの、じめじめした蒸し暑さを感じることや、湿気による不快感をなくすために設定温度を下げすぎるといった、従来のエアコン冷房にありがちだった課題を解決できるようになった。

 清潔性にもこだわっている。熱交換器には、抗菌・防カビコーティングを施し、冷房・除湿運転中に発生する水分を利用して汚れを落とすことが可能。

 さらに、特許技術「熱交換器加熱除菌」を使用することで、熱交換器に残った水分を55度以上で約10分間加熱する。55度以上の高温により、40度では取り除けないカビ菌や細菌の除去に高い効果を期待できる。最後にカビ菌や細菌が繁殖しやすい熱交換器を乾燥させて清潔に保つ。この一連の運転を1回5円ほどの電気代で行える。

 無線LANアダプタを内蔵し、IoTにも対応。スマートフォンやスマートスピーカと接続することで、遠隔地からの本体操作や、プッシュ通知によるメンテナンス案内、音声操作、エアコンの最新システムへのアップデートなど、様々な機能が利用できる。