2020.07.16 【電子機器保護用部品技術特集】ULジャパンの大型モビリティ試験棟が稼働建設機械などの大型機器に対応

 米国の第三者安全科学機関であるUL Inc.は、日本においてモビリティ産業の〝CASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)〟対応を支援する安全コンプライアンス・サービス事業を強化しているが、その一環として、7月1日、三重県伊勢市の伊勢本社内に「大型モビリティ試験棟」を新設し稼働を開始した。試験棟では建設機械などの大型機器向け電波暗室を備えており、建機の利用が可能な暗室仕様を満たす国内最大規模の電波暗室となる。

 近...  (つづく)