2020.07.20 ADEKA、売上げ1.6%増 3月期連結

 18年9月の日本農薬の子会社化で新設したライフサイエンス事業が、19年度は年間を通じて実績に寄与したため、売上高は過去最高。ただ、化学品事業で収益性の高い一部の電子材料が低調で利益を下げた。

 20年度の市場環境見通しについて、城詰秀尊社長は、米中貿易摩擦などを挙げて、「後退局面入りし、経済の減速が長期化する可能性がある」と述べた。主要な販売先である自動車関連分野では、19年度から新車の買い控えが続いているという。

...  (つづく)