2020.07.31 【中・四国版】中四国地区から10社選定「グローバルニッチトップ企業100選」
2020年版「グローバルニッチトップ企業100選」に中四国地区の企業10社が選定された。
新たな厳しい経済環境においてもニッチ分野で勝ち抜いている企業や、サプライチェーン上の重要性を増している部素材などの事業を有する企業などを20年度版「グローバルニッチトップ企業100選」(前回は13年度版)として新たに公募し、選定を行ったもの。中四国地区の選定企業は四国地区から7社、中国地区から3社だった。
選定に当たっては①世界シェアと利益の両立②技術の独自性と自立性③サプライチェーン上の重要性--を、外部有識者で構成される選定評価委員会が審議した。
部門ごとの選定企業は機械・加工部門61社、素材・化学部門24社、電気・電子部門20社、消費財・その他部門8社。
四国地区の選定企業は次の通り。
電気・電子部門=大塚テクノ(徳島県)「リチウムイオン電池向けサーマルキットブレーカー」(代表者=月井完治)。機械・加工部門=泉鋼業(香川県)「船用液化ガスタンクプラント」(同=富家孝明)、マキタ(同)「小型舶用ディーゼルエンジン」(同=槙田裕)、技研製作所(高知県)「サイレントパイラー」(同=北村精男)。素材・化学部門=帝國製薬(香川県)「医療用パップ剤」(同=藤岡美佐子)、ニッポン高度紙工業(高知県)「アルミ電解コンデンサ用セパレータ」(同=山岡俊則)、廣瀬製紙(同)「MF/UF膜支持体」(同=岡田祥司)。
中国地区の選定企業は次の通り。
機械・加工部門=ニッカリ(岡山県)「モノラック(急傾斜地軌条運搬機)」(同=杉本宏)。消費財・その他部門=萩原工業(同)「バルチップ(コンクリート・モルタル補強用オレフィン樹脂短繊維)」(同=浅野和志)、白鳳堂(広島県)「高級化粧筆」(同=髙本和男)。