2020.07.31 【中・四国版】メガネなしで立体3D映像エフ・エー・システム・エンジニアリング

メガネなしで3D立体映像が見られる

 エフ・エー・システム・エンジニアリング(松山市、中村康則社長)は「3D Tab for Medical」を開発、5月末から販売している。

 同システムは3Dタブレットを活用し、手術とCT、MR映像などの動画、静止画をMovファイルで入力すると、メガネなしで3D立体映像を見ることができる。

 利用応用として3D録画した医療用3Dコンテンツの手術手技教育や、CT、MRの大腸解析ボリュームデータのナビゲーション3D映像での活用が有用と見られている。

 同システムはSide by Sideの手術映像をMovファイルで入力すると、メガネなしで鮮明な立体3D映像を視聴できる。

 主な特徴は①内蔵カメラによる視点位置検出により、3D映像を観察できる範囲が広く、視野角が安定している②3Dタブレット独自の操作性でタッチ操作のみで3D表示が可能③280・6×214・9×6・2ミリメートルと小型、軽量なタブレットで適視距離は約36センチメートル-など。

 オープン価格。