2020.07.31 【中国・四国版】広島県電材卸業協組東部支部今年度初の定例会開催、内外電機が商品説明

アジャストダクトを実演

広島県電設資材卸業協同組合東部支部定例会の様子広島県電設資材卸業協同組合東部支部定例会の様子

 広島県電設資材卸業協同組合東部支部(佐々木誠支部長)は8日、広島県尾道市のベイタウン尾道で「2020年度第2回東部地区定例会」を開催し、組合員ら16人が参加した。

 同定例会はほぼ隔月年6回開催されているものだが、今年度は新型コロナウイルスの影響で、5月に予定されていた第1回が中止。今回が今年度初の定例会となった。

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、席の間隔を空け、マスクを着用しての開催となった。

 今回は内外電機から商品説明が行われた。冒頭、同社中四国支店の北川道久支店長が、4月に着任したことのあいさつを行った。

 同社中四国支店広島営業所・塩尻正一主事は、同社津山工場でつくっている「アジャストダクト」「ウイングキャビネット」について説明を行った。

 アジャストダクトは、プラスマイナス25ミリメートルの高さ調節ができるダクト。伸縮機構とラインアップで高さ275-625ミリメートルのスペースを無段階にカバーできる。現物を持参し、工具を使わず自由に伸縮できる様子を実演した。

 ウイングキャビネットは、狭い場所への設置を可能にしたキャビネット。折り戸式ドアで狭い場所でも開閉可能となっている。塩尻主事は「既存の盤用キャビネットとも互換性がある。これまで狭い場所にはドアなしでキャビネットを設置することもあったが、ドアだけでも交換できる」と紹介していた。

 また文部科学省が打ちだした「GIGAスクール構想」の1人1台端末環境に対応した「タブレット収納庫」も紹介。塩尻主事は「話があれば、お声掛けいただければ」と述べた。

 広島県電設資材卸業協同組合事務局からは、6月10日に開催予定だった東部支部研修会は延期となって、来年の6月に開催予定であることなどが報告された。