2020.08.18 TVの娯楽ニーズ対応、ネット動画も楽しむシャープ「AQUOS」の多彩な商品群

AQUOS 8K CX1ライン

シャープ初の4K有機ELテレビCQ1ラインシャープ初の4K有機ELテレビCQ1ライン

 シャープは新型コロナ禍で在宅時間が増え、テレビ視聴の機会も増えていることから、AQUOS 8K・AQUOS 4K、4K有機ELテレビなど、幅広い商品ラインアップで娯楽ニーズに応える。

 高画質・高音質の液晶テレビのフラグシップモデル「AQUOS 8K」CX1ライン(70/60V型)をはじめ、8K対応液晶テレビBW1ライン(70/60V型)、同社初の4K有機ELテレビCQ1ライン(65/55V形)、液晶テレビ「AQUOS 4K」CN1ライン(70/60/55/50/43V型)、CL1ライン(55/50/43/40V型)と豊富なインチバリエーションと画質で、多彩なニーズに対応する。

 同社は、業界に先駆け8K対応テレビを17年から投入。以降、AQUOS 8Kの陣容を充実させ、19年11月から地上デジタル放送や、新4K衛星放送を超高精細8K品質に高精細化して楽しめる、8K対応液晶テレビのBW1ライン2機種を投入した。

 BW1ラインは、8Kチューナは内蔵していないものの、開発の8K画像処理エンジンを搭載したことで、あらゆる映像を8K相当の画質で視聴できる。

 今年4月からは、8K液晶テレビのフラグシップモデルCX1ラインを発売した。

 CX1ラインは「N-Blackパネル」に代えて、新たに「8K Pure Colorパネル」を搭載、より鮮やかな発色を実現している。

 映像の明暗レベルに応じてコントラストを自動で調整し、クリアで自然な8K映像を表示する8K画像処理エンジン「Medalist Z1」を採用する。スポーツ観戦を臨場感豊かに楽しめる「8Kスポーツビュー」映像モードも搭載している。

 さらに三つのHDR規格「HDR10」「HLG」「Dolby Vision(ドルビービジョン)」に対応するほか、70W高出力の音声と、音の臨場感を高める「WIDE-AREA SOUND SYSTEM」などで、音質向上も図った。

 同ラインは、フラグシップモデルながら価格を抑え、より8Kテレビ普及を加速させるための戦略モデルとして訴求を強める。

 また同社として初となる、4K有機ELテレビのCQ1ライン2機種も5月下旬から投入、出足が好調だ。

 CQ1ラインは、新開発の4K画像処理エンジン「Medalist S1」を搭載。8Kテレビの開発で培った画像処理技術を生かし、地上デジタル放送やネット動画などの様々な映像を4K情報量に高精細化する「4K Master アップコンバートプロ」技術や、広色域技術で豊かでリアルな色を表現する技術「リッチカラーテクノロジープロ」を採用した。

 臨場感豊かな音を届ける高音質設計「FRONT OPEN SOUND SYSTEM PLUS」を採用。音を画面前方に導き、聞き取りやすいクリアな音質を実現する。

 同社の8K/4Kテレビの今期新製品は全機種、同社独自のコンテンツおすすめサービス「COCORO VISION」に加え、COCORO VIDEO/MUSIC/GAME/CALENDARなど、テレビをもっと楽しくするクラウドサービスに対応するほか、全機種Android TV対応で多彩なネット動画を、楽しむことができる。

 リビングのテレビをAIoT対応家電の中心として位置付け、スマートフォンアプリとの連携により、さらなるサービスの拡充に取り組んでいく。

 同社では、「8K/4Kキャラバンカーイベント」も展開しており、販売店での個展などでの催事活用を強化するなど、テレビ商戦の盛り上げに力を入れている。