2020.09.01 再生医療向けデータ一元管理日立が基盤構築、投与までの業務効率化

 日立製作所は8月31日、医薬品卸会社のアルフレッサなどと連携し、「再生医療」に用いる細胞加工物に関するデータを一元管理できる国内初のプラットフォーム(基盤)を構築したと発表した。

 医療機関や製薬メーカー、物流企業などの関係者がデータを共有し、患者に投与するまでの一連の業務を効率化できるようにする。運用テストを経て、21年からの本格運用を目指す。

 今回構築したのは、細胞や組織を用いて病気を治療する再生医療...  (つづく)