2020.09.03 【新技術】九州大の研究グループ毎秒200Gビットの光データ伝送に成功
[図1]電気光学ポリマーを使った超高速光変調器。ポリマー光変調器に入力したレーザー光は、高速の電気信号によって変調され、超高速光信号が伝送される。今回、1秒間に200GビットPAM-4(注3) 光信号を発生させることに成功した
九州大学先導物質化学研究所の横山士吉教授と呂國偉博士らの研究グループは、電気光学ポリマー(注1)を用いた超高速光変調器(注2)(図1)を開発し、毎秒200Gビットの世界最高速の光データ伝送に成功した。同グループは、これまでにも毎秒100Gビットの高速光変調の検討を進めてきたが、今回の研究成果では、さらに2倍の高速性を実現できた。また、日産化学と共同で実用化に向けた電気光学ポリマーの開発にも取り組み、100℃以上の高温環境下でも安定に動作するデバイ... (つづく)
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