70周年おめでとうございます。家電業界を代表する日刊紙として、電波新聞には70年もの間、業界発展のために頑張っていただきました。ありがとうございます。

　現在、地域電器店が衰退していく中にあって、地域店のニュースを日々発信していただき、我々〝街の電器屋さん〟にとっては、電波新聞が今でも指針の一つになっています。存在意義は非常に大きいと感じています。

　世の中はインターネットの時代です。商品の購入も情報を得ることもインターネットで間に合う時代ですが、電波新聞のような新聞の世界は、そう簡単にはなくならないと信じています。

　読者は新聞に掲載されている写真を見て文字を読み、日々新しい情報を吸収しています。我々地域店は、電波新聞からの情報を経営に生かしているのです。地域店のためにそういう情報を発信できるのは電波新聞をおいてほかにありません。

　家電量販店の記事ばかりが大きく扱われていた時期もありましたが、最近の電波新聞は地域店のニュースを多く発信するようになっています。地域店のため紙面のスペースを多く割いてくれるのは地域店を経営している身にはありがたいです。

　現在の平山勉社長が代表を務めるようになられてから、紙面内容も大きく変わりました。地域店を大事にし、記事を充実させてくれていると感謝しています。

　量販店や地域店の記事が多く掲載され、業界の在り方を導いていくような、元気の出る記事をこれからも発信してください。家電業界ひいては電機業界全体の進展・発展につながるような活動を継続されることを祈念し、70周年のお祝いの言葉とさせていただきます。このたびは本当におめでとうございます。