2020.10.21 【計測展OSAKA特集】横河グループDXのスマートファクトリー紹介
オシロスコープ「DLM5000」
横河グループは横河電機、横河ソリューションサービス、横河計測の3社が出展する。
前回のブース来場者の特性を分析し、特に関心の高かったデジタルトランスフォーメーション(DX、デジタル変革)による製造業のスマート化を中心メッセージに。展示と合わせウェビナーも多数公開する。
横河電機・横河ソリューションサービス関連では、制御事業の展示を行う。品質安定化システム「DPI」とコンサルを組み合わせた、スマート工場化を実現するソリューションを紹介する。
液分析計デジタルプラットフォーム「SENCOM4.0」は、センサー交換時期が遠隔で把握できるなど管理の効率化が図れる。
半導体生産システム「ミニマルファブ」は、少量ロットでの生産に適し、材料開発の時間を短縮。半導体製造業者に素材を開発する化学メーカーも製品評価に使用している。
プラントの「常時見守りソリューション」は、産業用IoT向け小型無線センサー「Sushi Sensor」などで常時集中監視し、異常時の迅速対処が可能になる。
横河計測は、キャリブレータを中心に出品。「CA500」は、横河電機の統合生産制御システムやフィールドのセンサー保守の場面で使用。デジタル圧力計「MT300」と共に現場作業の効率を改善する。8月に発売した8チャンネルのオシロスコープ「DLM5000」も出品し、波形測定業務の能率向上を訴求する。