2020.10.21 【計測展OSAKA特集】チノーIoT活用の工場見える化を訴求
赤外線サーモグラフィ「サーモビュー」
チノーは、記録計、調節計、無線ロガーをシステムコンポーネントとし、LANでつながったPCやクラウドを活用して、工場全体の計測データを遠隔監視できるシステムを展示する。
集録・監視パッケージシステム「CISAS/V4」は、最大5千タグのデータをPCで管理でき、簡単にシステム構築が可能。エンジニアリングコストの低減や工期の短縮が期待できるほか、増設・変更が容易といったメリットがある。IoTを活用して工場全体の見える化を図る。
Webレコーダ「SC5000」は、接続された機器の入出力データを集録、Webブラウザでデータがモニタリングできる記録計。特別なアプリケーションソフトウエアなしで、接続機器の設定やデータ監視が行える。
新型コロナウイルスやインフルエンザ発熱者を発見する体表面温度発熱監視装置も出品。サーモグラフィカメラ「サーモビュー」を可視カメラと組み合わせれば、顔検知やマスク着用検知、録画・再生、警報出力が可能。「計測展」会場では発熱者スクリーニング用にサーモビューが設置され、コロナ感染予防対策に活用される。
また、医薬品適正流通の温度管理用リアルタイム無線ロガー、用途別温度センサー(バイオマスサイロケーブル・食品用サニタリ仕様)などを出品する。
23日には「IoTを活用した製造工場の環境監視やBCP対策のご紹介」をテーマにセミナーを行う。