2020.11.25 【5G関連部品特集】日本ケミコン導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コン、基地局電源用に推奨
日本ケミコンは、5G通信基地局用途に最適な製品を多数そろえている。
導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コンデンサを基地局電源用途に推奨する。チップ形「HXEシリーズ」は、耐久性135度2000-4000時間保証を実現した高信頼性品。カテゴリ温度範囲マイナス55-プラス135度、定格電圧範囲16-63V、静電容量範囲22μ-470μFを用意。
一方「HXJシリーズ」は、従来品から高容量化した高リプルタイプの新製品。新たに定格電圧50V品および63V品を追加した。耐久性125度4000時間保証で商品化。カテゴリ温度範囲マイナス55-プラス125度、定格電圧範囲16-63V、静電容量範囲56μ-820μFをカバーする。
超低ESR特性の導電性高分子アルミ固体電解コンデンサにおいては、高耐熱、高耐湿、長寿命を実現したチップ形「PXQシリーズ」を開発した。105度2万3000時間保証、かつ125度6000時間保証の長寿命品で、耐湿性も85度85%RH1000時間へと従来品からの改善を図った。通信基地局の耐候性向上やメンテナンスフリー化に貢献する。カテゴリ温度範囲はマイナス55-プラス125度、定格電圧範囲は2.5-16V、静電容量範囲は100μ-1200μF、ESRは22m-25mΩをそろえる。
チップ形アルミ電解コンデンサ「MHSシリーズ」は高温・高信頼性用途で実績のある耐久性125度5000時間の長寿命保証品。多数の表面実装部品との同時実装を考慮し、高温リフローを保証(JEDEC)した製品。よりコンパクトな機器設計を可能にするため、従来品比で最大3.6倍の高容量化を実現、125度保証の長寿命品としては業界最大容量を達成している。カテゴリ温度範囲はマイナス40-プラス125度、定格電圧範囲16-100V、静電容量範囲110μ-6200μF。