2020.11.25 【5G関連部品特集】品川商工5G関連市場に訴求、信頼・実績のある製品提案
品川商工は、配線周りで使用できるワイヤリングアクセサリの専門メーカーとして創立60周年を迎えた。創業当時から電気・電子機器から通信に至るまで、幅広い分野向けに独自性にこだわった配線資材、基板周りのパーツ開発に取り組み、顧客ニーズに対応してきた。
本格的な普及が期待される5G関連市場に向けては絶縁キャップ、基板スペーサ、LEDスペーサ、配線クランプなど信頼性と実績のある製品群を提案していく。
TCVキャップは、丸型端子などの電線圧着部を絶縁保護する軟質PVC製キャップ。信頼性が高く、販売開始以来約60年の実績がある。柔軟性があり、取り付け作業性や密着性に優れる。
サイズは17サイズ、カラーは9色をラインアップし、端末の色別表示に最適として長年支持されている。
また、耐熱性、難燃性に優れたTCMキャップは、UL規格認定品として12サイズ、6色をそろえる。
サーキットボード・スペーサは、シャーシと基板の間隔を一定高さに固定するナイロン製スペーサ。13種類を取りそろえ、いずれも取り付け作業性にこだわった製品。
シャーシ裏側への突出量が小さいタイプ、シャーシと基板間隔を3.5ミリメートルとする薄型対応タイプなど幅広く展開している。また、サイズバリエーションも豊富で、いずれも高い取り付け作業性が得られることから好評を得ている。
LEDスペーサは8タイプを取りそろえ、LED(リードタイプ)の取り付けを安定させると同時にリード線の保護、絶縁効果が高い。信頼性が高くフローはんだ、洗浄工程に使用できる。製品の高さ寸法は3ミリメートルから1ミリメートル刻みで15ミリメートルまで規格品としているが、指定長さに加工して納入も可能。いずれもRoHS指令対応品になっている。