2020.12.25 カガワ電業、歳末謝恩セール開催スティック掃除機の売れ行き好調

カガワ電業の店舗

 【高松】カガワ電業(香川県丸亀市)はこのほど、「2020 歳末謝恩セール」を開催した。2日間の来場客数は「通常より多いくらいだが、客単価は下がり気味」(金関二郎社長)となり、総じて例年並みの実績となった。

 同セールは「家ナカ快適応援セール」と銘打ち、テレビ、掃除機、冷蔵庫、ヘルシオ、プラズマクラスターなどで、おうち時間をより快適に過ごしてもらおうというもの。金関社長は「スティッククリーナー(掃除機)はよく売れた。テレビは堅調な売れ行き。大型機種の構成比が上がっているものの、販売単価が低下傾向にある」という。

 空気清浄機、加湿器は品薄状態が続いており、売れていても在庫不足から、配達に時間がかかっている。入荷すればすぐに売れる状況にある。ここ数日寒さが到来したため「石油ストーブのメンテナンスなどのコールも増えてきた。暖房エアコンはこれまであまり取り組んでいなかったものの、ズバ暖エアコンなど付加価値の高い機種が数台売れている」(金関社長)。レンジグリルは購入には至らないまでも、顧客の反応は上々で見込み客は出てきている。

 今後の見通しについて「ここ1、2年は家電製品の売上げは減少しているが、その分をリフォームで補っている。リフォームがコンスタントに売れるようになり、今後も強化していきたい」と金関社長は話す。

 新年はカレンダーを持ち、顧客宅を訪問する計画だ。