2021.01.06 小野測器、試験ベンチを遠隔監視クルマ開発で設備稼働向上

 自動車開発の現場ではテストベンチの稼働率向上や、工数削減が課題となっている。小野測器はこのほど、ベンチの遠隔監視システムを発売した。試験設備の運用効率化とリモートワークの推進で訴求を図る。

 一般に試験所とオフィスの距離は離れているため、進捗状況の確認や自動運転時の異常検知は容易ではない。人手不足の中、経験の浅い職員のオペレーティングをベテランが付きっきりで指導するのも大変なのが現状だ。

 遠隔監視システム...  (つづく)