2021.01.15 日新電機が硫化水素腐食検知センサープリント基板や製紙工場の水処理用電気設備故障防ぐ

硫化水素腐食検知センサー(左:センサーヘッド、センサー本体)

 日新電機は、プリント基板工場や製紙工場の硫化水素を検知する「腐食検知センサ」を開発し、4月から同社の同電気設備向けに搭載する。1年後をメドに外販も始める。

 同社の水処理向け電気設備用に年間20-30台を搭載の予定。腐食検知センサー単体での外販は年間50-100台を見込んでいる。

 銀めっきを施した反射板にLED光を照射し、LED光の戻り光の反射率の変化をフォトセンサーで検知して硫化水素濃度を推定する。反射...  (つづく)