2019.10.22 【電波時評】途切れない通信への取り組みを強化
先の台風19号は、東日本を中心に甚大な被害をもたらした。近年では台風のほか豪雨や地震など大規模自然災害が頻発しており、情報収集や安否確認の手段として携帯電話の重要性が増している。通信事業者各社も、通信という社会インフラを支える企業として、いつでも途切れることのないサービスの提供を目指し日々、ネットワーク品質の向上を図るとともに、災害に備えた取り組みを強化している。
11年3月に発生した東日本大震災では、最大約2万9000局の... (つづく)