2021.02.10 100%再エネ使用、デジタルで証明日立がシステムの実用化目指す

再エネの使用状況を可視化している様子(提供=日立製作所)

 日立製作所は、太陽光発電や風力発電など再生可能エネルギーから生み出した電力の利用状況をデジタル技術で可視化するシステムを開発し、東京都国分寺市の中央研究所内で運用を始めた。脱炭素化が世界的な潮流となる中、21年度中の実用化を目指す。再エネ利用に意欲的な企業に外販することも視野に入れている。

 今回のシステムは、スマートメーター(次世代電力計)と改ざんを防ぐ仕組みを備えた「ブロックチェーン(分散型台帳)」技術を組み合わせ、設備や...  (つづく)