2021.02.24 進む接合プロセスのIoT化 デジタルデータ収集と活用で大幅な生産性向上

IoT活用の統合溶接管理システムを採用したパナソニックの溶接ロボット

 電気・電子機器の製造で広く用いられる金属溶接や、はんだ付けなど「接合」のプロセスにおけるIoT化が進み始めている。

 電気・電子機器の製造において製造工程に用いられる接合技術は、「接合4工法」と呼ばれるパルスヒート、超音波、抵抗溶接、レーザーが多い。パルスヒート接合(抵抗発熱体による熱圧着・はんだ付けなど)、抵抗溶接(金属自体の抵抗で発熱する原理を応用して金属を接合する)、レーザー溶接(レーザー光を照射、集光させ、局部的に発熱...  (つづく)