2021.03.04 AIでバウムクーヘン焼成ユーハイム、普及活動が本格化

オンラインイベントでAIオーブン「テオ」について説明するユーハイムの河本社長

 職人と同等レベルのバウムクーヘンを焼き上げられる-。老舗洋菓子メーカーのユーハイム(神戸市中央区)が開発したバウムクーヘン専用のAI(人工知能)オーブン「THEO(テオ)」が普及に向けて動きだした。同社は4日、名古屋市中区に「食の未来」をテーマとした複合施設「BAUM HAUS(バウムハウス)」を開設。同施設内の一部店舗に初めてテオが実装された。

 「テオは職人の一番弟子。職人さんがお菓子をよりおいしく作るための道具だ」。  (つづく)