2021.06.30 軽量・高剛性と高耐熱性実現三菱ケミカルが炭素繊維複合材料「CFRP」
三菱ケミカルは、ベース樹脂にフェノール樹脂を用い、軽量性や剛性と高耐熱性を両立した炭素繊維複合材料「CFRP」を開発したと発表した。
軽量化要求が高まる航空機や自動車などのモビリティー用途、製造工程の高度化・複雑化に加えて効率化への対応を求められる産業機械用途などでは、軽さと強度を兼ね備えるCFRPの利用は今後ますます進むことが見込まれている。一方、汎用(はんよう)性が高いエポキシ樹脂をベースにしたCFRPは耐熱性に課題があ... (つづく)
続きは無料会員登録することで
ご覧いただけます。