2021.07.01 東芝が再生医療向け事業を独立スタートアップで
開発中の細胞モニタリング装置(提供=東芝)
東芝は6月30日、細胞の培養管理に必要な装置やソフトウエアに関する事業をスタートアップ企業として独立させると発表。スタートアップはきょう1日から営業を始める。従業員が独立し経営株主として新規事業の創出を目指す試みは、同社では初めて。拡大が見込まれる再生医療市場の開拓を狙う。
スタートアップの新会社サイトロニクス(川崎市幸区)は5月設立。資本金は1億9000万円で、研究者2人が出資し代表取締役に就任。このうち、細胞培養管理基盤... (つづく)
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