2019.11.13 統合失調症、新たな創薬の切り口 脳内硫化水素の産生過剰が影響 共同研究グループが発見
理化学研究所(理研)、山陽小野田市立山口東京理科大学、福島県立医科大学、東京大学などの共同研究グループは、脳内の硫化水素の産生過剰が統合失調症の病理に関係していることを発見した。硫化水素というシグナル分子を標的とした統合失調症に対する新たな創薬の切り口になると期待できる。
今回、共同研究グループは、統合失調症に関係するマウス系統とそうではない系統で、網羅的なプロテオミクス解析を行い、硫化水素産生酵素の一つであるMpstタンパ... (つづく)
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