2019.11.18 事務機各社4-9月連結決算 外部要因で減収・減益増加 通期予想の下方修正目立つ

 事務機各社の20年3月期第2四半期(4-9月)連結決算が出そろった。米中貿易摩擦や英国のEU離脱問題など海外市場の不透明感や、円高など外部要因の悪化を受け、減収・減益が増えている。

 通期業績見通しも、景況感の悪化懸念から下方修正するところが目立つ。全体感は厳しい中、富士フイルムホールディングスの上期は、ドキュメント事業や医療事業などが収益面で寄与、前年同期比約10%の増益を確保。リコーは、通期で計画の営業利益1000億円を達成できる見...  (つづく)