2021.09.20 山形東亜DKKが排水監視で新システム農研機構と協力、測定時間短縮

 東亜ディーケーケーの子会社・山形東亜DKK(山形県新庄市)は、養豚など畜産業での新しい排水処理監視システムを商品化した。農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)のBODバイオセンサーを使用し、測定時間を大幅に短縮。電力消費量の削減にもつながると期待される。

 山形東亜DKKは親会社製品の生産を担う一方、自社製品も開発する。開発設計部の水口人史氏は、これまで経験則で行うことの多かった農畜産業の経営で「見える化」が必要と指摘。「...  (つづく)