2021.10.27 【名古屋ネプコンジャパン特集】品川商工「ネットプロテクターSS」独自技術でほつれ防ぎ装着性、美観向上
品川商工の独自製品
品川商工は、配線ならびに基板周りで使用できるワイヤリングアクセサリーの専門メーカーとして創立62年を迎えた。創業当時より電気・電子機器分野を中心とした配線資材、基板周りのパーツ開発に積極的に取り組み、顧客ニーズに対応してきた。
電気・電子機器分野をはじめ、自動車、ロボット、関連電装品市場向けとして配線保護チューブ、配線クランプ、絶縁スリーブなどの製品提案に力を入れている。
ネットプロテクターSSは、自動車、自動二輪車用途に開発された保護チューブ。耐摩耗性に優れ、各種パイプやホースなどを摩擦による摩耗から保護する。編組構造により屈曲性、弾力性、伸縮性に優れ、軽量で熱や湿気を逃がす効果がある。
独自技術による画期的な挿入部分(世界各国で知財権取得済み)は装着時の糸ほつれを防ぐ工夫がされているため、ほつれ止めとしての接着やテープ巻きを必要とせず、作業効率、外観の美しさが向上する。また、指定の長さに仕上げての納入が可能なため、無駄がなくコストダウンに貢献するとして好評だ。
パチップルは、独自の内ばね構造が電線などをしっかり押さえるナイロン製固定具。両面テープ付きと矢形固定タイプの2種類あり、カラーもナチュラルと黒をそろえる。
ワンタッチスリーブは、平型・旗型端子用ナイロン製絶縁スリーブとして、販売開始以来約37年の実績がある。豊富なラインアップをそろえ、いずれもタブ端子の誤挿入を防ぎ、確実な嵌合(かんごう)を可能としている。また、電線口からのごみ侵入を防ぐ効果が高いなど多くの特徴を持つ。UL規格認定製品として信頼性も高い。いずれもRoHS指令対応品。